羽田から国内線で着いた後、国際線まで時間があったので、コンビニで小物を買うことにした。
国内線フロアーの端っこも端っこにローソンがあるのだが、このローソン、いつ行ってもトンでもないことになっている。
そもそもの構造上の問題なのか、客が多過ぎるのかはよく分からないが、いつも支払いカウンターからの列が、壁沿いに店を3/4周するくらい延びているのである。
おかげで、壁付近のラックに置かれている商品を確保するのは至難の業である。
とりあえず、必要な商品をなんとか確保して、列の最後尾に付いた。
朝のピークの時間だったのかもしれないが、支払いの列は、その時点で、壁をほぼ一周していた。
「早よせんかいな、われっ」と心で思いながらも、当然ながら口には出さずに、おとなしく列が進むのを待っていた。
ようやく列の先頭に付いたとき、支払いカウンターの向こうから店員がシャウトした。
「2番目にお並びの方、どうぞ〜!」
おいおい、なぜ2番目なのだ?
どうして1番目にお並びのこのワタクシを飛ばすのだ?
むむむ、この感覚、つい最近別の場所でも感じたような気がする。
一瞬後ろを振り返り、このワタクシの今まで生きていた経験では「2番目」に当たる人の動きを確認した。
一瞬目が合った。「早よ進まんかいっ」というよな目でこのワタクシを促している。
とりあえず列を進み、清算をすませたが、夢でも見ていたのかと思い、しばらく店員を観察していた。
相変わらず、「2番目にお並びの方、どうぞ〜!」を連呼している。
客の方も何の躊躇もなく、このワタクシの理解する限り「1番目の方」が清算に向かっている。
もちろん、言語は言語でしかなく、状況から判断する限り、「1」か「2」かは別として、列の「先頭」にいる人に優先権があるのは常識である。
とはいえ、「お並びの方」のうちで「先頭」にいる人は間違いなく「1番目」のはずである。飛行機のウエィティングリストで2番目の人の座席が先に空くことはありえないはずである。
少なくとも大阪府内において、このような用法が用いられていたというのは非常にショックである。
やはり、札幌は新しい言葉の発祥地なのだろうか?
まもなく、東京でも「2番目にお並びの方」を聞く日がくることは間違いない。
「2番目にお並びの方」は、やはりおかしいと思います。
ちなみに、福岡市内です。
やはりそうですよね〜。
今日は札幌にいますが、やはり「2番目に〜、、、」でした。