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2006年05月03日

笑わせる商社マンの子分〜番外編 気が付いたら海外〜

 このワタクシの知っている男に青森出身の者がいる。

 この男が通っていたちょっとスポーツでも名の知れた高校は弘前にあったらしい。
 当時、この男は、朝起きると実家近くのバス停から東北本線の最寄の駅まで行ったあと普通電車で青森駅まで移動し、奥羽本線に普通停車で向かっていた。どういうわけかこの辺りは普通電車よりも特急の方が多く走っている。
 さて、この男の実家だが、冬になると家の扉を開けるのも困難なほどの大雪が降るらしい。よって、家を出るにはまず雪かきが必要である。なんとか雪かきを終えてバス停に向かうと既にバスが去っていったあと、、、ということが多かったらしい。それでもバス停に向かうのは、雪のおかげでバスも遅れることがあったからである。とはいえ、冬の間は「家から出られない」という理由で学校を休んでいたらしい。
 なんとか遅れているバスに乗って最寄の駅に着いたとしても、電車(電気なのか?)が一緒に遅れているということはほとんどなく、結局欠席となってしまう。この辺りでは、普通列車が日中でも数本しかないので一本乗り遅れることが命取りとなってしまうのである。
 
 それでも、たまにはバスにも間に合い、電車にも間に合う事がある。(本当は、こっちの方が普通なのだが)
 無事に青森駅に着いたこの男は、奥羽本線に乗り換えることになるのだが、とにかく乗り換える電車を待っている間が寒い。。。そこで、この男は、時々同じホームに入ってくる津軽海峡線の電車に乗り込んでは暖を取っていたらしい。当時、津軽海峡線には特急、急行、快速しかなかったので、ちょっとグレードの高い車両が使われていた。(ちなみに今は快速はなくなった) 差額も払わずに乗り込んでいたとは恐るべき高校生である。もっとも、止まっている電車に乗り込んでいるだけだが。
 いや、実は違った。
 よくよく話を聞いてみると、、、
 「暖かいので、ついウトウトしてしまうんですよ。。。 気が付いたらトンネルの中にいて、、、このトンネルがやたらと長い訳です。。。」
 この男は、冬の間何度も津軽海峡を渡って海外に遠征していたらしい。。。
 そして、この男はさらに言う。
 「実は、函館辺りの言葉と青森弁は似てるんですよ」
 そんなことはどうでもよい。このワタクシには、どちらも理解できないのだから。

 高校三年間の冬の間ほとんど学校に行っていないこの男には、高等教育レベルの知識は期待できない。もしかすると、それ以前の問題かもしれない。
 そこそこの知識があれば、一度北海道に渡った時点で、二回目以降は逆方面行きの電車に乗って暖を取ったはずである。

 それにしても、なぜ彼はそうまでして遠い高校に通っていたのだろうか?
 「青森ってそれほど高校がないのか?」と聞くこのワタクシに彼は言った。
 「家の裏が高校なんです。妹はそこに通ってました。。。」

 この男、単に試験に受からなかっただけのことであった。
 やはり、「それ以前」の問題であった。。。


(笑わせる商社マン)
 序章   〜マドリッドの朝〜
 第一章  〜不幸を呼ぶ一言〜
 第二章  〜包囲網〜
 第三章  〜仕事は仕事〜
 第四章  〜ポン〜
 第五章  〜暇な男〜
 第六章  〜往路の無い旅〜
 第七章  〜ウクレレおじさん〜
 第八章  〜激走〜
 第九章  〜失くしてはいけないモノ〜
 第十章  〜めんそ〜れ〜
 第十一章 〜毛むくじゃら事件〜
 第十二章 〜煙突〜
posted by ぱんちょなあおのり at 13:34| 奈良 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ぱんちょな笑わせる商社マン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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