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2006年07月21日

中国のカラオケボックスの思い出

 今から15年くらい前の中国での出来事である。

 中国という国ほど、その人が最初にいつ行ったかで印象の変わる国はない。それは最近体制の変わった国全て(東欧など)において言えるのだが、中国の場合はあまりに変化が早いので、少し行った時期が違うと違う国のような印象を持ってしまうのである。
 このワタクシが初めて乗り込んだ頃の中国は、一般的には誰も行きたくない国であった。それが、今では中国旅行が普通になっている。これは恐ろしい変化である。

 このワタクシが最初に乗り込んだ頃の中国は、まったくの禁欲的な国であった。今では売春問題などが取りざたされているがそんなものはどこを捜してもなかった。当時の東側の国では珍しい国である。多分どこかにはあったのだろうが、当時中国語を話せなかったこのワタクシにはまったく無縁の世界であった。同じ頃のポーランドやルーマニアなどではポーランド語やルーマニア語を話せなくても簡単にその手の場所を発見できただけに、その差は歴然としていた。また、モスクワ辺りにいたっては、外国人が泊まれるホテルが限られていたが、外国人専用ホテル自体が売春宿みたいなもので、ロビーにはそれらしきおねえさんが数十人たむろしていたものである。。。 一方、中国のホテルでは、各フロアにカメラが付いているか、服務員が見張りをしていたのである。 (簡単におねえさんを発見できてもできなくてもこのワタクシには興味はなかったが。。。 念のため)

 あるとき上海でカラオケボックスなるものが出現したというので、とりあえずは行ってみないといけないであろう、と乗り込んだ。
 すると、そのカラオケボックスは、狭い個室に若いおねえさんと二人で入り密着した状態で歌を歌うものであった。(当時の中国からすると画期的である)
 片言の中国語が話せるようになっていたこのワタクシは、おねえさんを触るでもなくモクモクと歌を歌っていたのである。このワタクシからすれば、カラオケ好きなこのワタクシがたまたま入ったカラオケボックスが極狭の部屋で、たまたまおねえさんと密着していたに過ぎない。まったく他意も下心もないわけである。(これ事実です。念のため)
 ちなみに、歌といっても、日本語では「北国の春」や「ひなげしの花」といった超懐メロしかない。英語でもビートルズがもっとも最新の歌手であったりする。中国語の歌はそもそも知らないが、多分同程度の古い歌しかなかったであろう。
 あまり楽しそうでもなかったので、時間が来たらすぐに帰ろうと、淡々と歌を歌っていた。

 しばらくすると個室の外が突然慌しくなったのだが、気にせずに歌っていると、いきなり警察が個室に飛び込んできた。
 こりゃ何かまずい、、、と思ったが、ヘタに緊張するといけないと思い(というか、そもそも何も悪いことをしていないので)、そのまま歌い続けていた。すると、いきなりカラオケの電源を切られ、警察が何かを叫び始めた。おねえちゃんは顔を手で覆っている。
 このワタクシの低レベルの中国語力で何とか理解できたのは、「どこに住んでいるのだ」という言葉だけであったが、「外国で警察にからまれたら、絶対その国の言葉を話してはいけない。そして、わざわざ下手な英語を使い会話を通じなくさせる」というポリシーの通り、下手な英語で「I am a stranger.」(英語圏では、道を聞かれたときに自分も知らない場合に使う言葉だが、非英語圏同士の人間では「オレは変人」にしか聞こえないだろう)を連呼した。

 さすがに、警察も会話が成立しないせいか、そのまま隣の部屋に乗り込んだ。
 なんと隣の部屋には、同じサイズの小さい部屋にもかかわらず、男二人、女二人の合計四人が入っていた。
 それとなく様子を窺っていると、こちらの男二人もこのワタクシと同じく日本人。どうやら一人は中国語が達者なようで、もう一人に警察の言っていることを訳している。

(警)「どこに住んでいるのだ?」
(客)「上海に住んでいる」
(警)「なら中国の法律を知っているだろう」
(客)「それなりには。。。」
(警)「中国では、他人である男女が個室に入ってはいけないのだ」
(客)「うっ」
(警)「君たちを連行する」
(客)「うっ。。。 他の客も一緒に連行するのか?」
  えてしてこういうときは(スピード違反や駐禁などでも)必ず他人にも同罪を求めるものである。悪いのはアンタやろと客観的に腹で笑いつつ、このワタクシもヤバイのだ、、、と気が付いた。
(警)「当然連行する。しかし、隣の部屋の男は、たまたま観光中に紛れ込んだようなので開放する」
(客)「それはずるいっ。チェッ。」
  どこがズルイのだ? このワタクシは紛れ込んだだけなのだ。。。
(警)「つべこべ言うな」

 そして、なんと10人くらいの男と同じくらいの数のおねえちゃんもがあっちこっちの部屋からしょっ引かれてしまったのである。
 彼らは、文字通り臭い飯を食ったことであろう。。。
 

 それが、今では通信カラオケに最新曲が導入されている店も多く、個室におねえちゃんと入っても何のお咎めもない。(このワタクシが個室におねえちゃんと入りたいわけではない。 あしからず)
 今時の銀座や北新地の高級クラブでは、客の方がホステスに気を使うことが多いが、ほとんどが出稼ぎのおねえちゃんの中国のクラブでは、みんな一生懸命働いているので気を使うこともない。おまけに値段が日本と比べるとはるかに安いのである。(別にこのワタクシがそういう所に日夜出入りしている訳ではない。。。 念のため)
posted by ぱんちょなあおのり at 11:23| Comment(4) | TrackBack(0) | ぱんちょな紀行文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
大変勉強になりました。万が一将来中国に行く機会があり、かつ千が一カラオケに行くことがあった場合に備えてメモしておきます。
Posted by 84 at 2006年07月21日 14:55
今回のお話は先生の言い訳がやたらと目に付いてそれしか印象に残ってないのですが。。。
Posted by 私設秘書 at 2006年07月21日 14:58
84どの
 さすがにこのブログは参考になるでしょう。
 とはいえ、現在の中国では、このような事が起こるということは考えられないので、堂々とカラオケに乗り込んでください。
 検討を祈る!


私設秘書どの
 なにをぬかすか、無礼者!
 決して言い訳などではなく、事実を書いただけであるっ!
Posted by Pancho at 2006年07月21日 15:00
それは大変失礼致しました。今度は括弧の中を読まないようにしてもう一度読んでみます。。。
Posted by 無礼者 at 2006年07月21日 15:46
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