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2006年08月30日

清原とにしきのあきら

 昨日、清原がサヨナラホームランを打った。

 このホームランで、王と野村に並ぶプロ野球3人目の21年連続2けた本塁打を達成したとのことである。新人のシーズンからだと史上初の大記録らしい。
 サヨナラホームランの数も、通算12本となり、野村を超えてプロ野球新記録とのことである。このホームランで通算打点も1523打点で、プロ野球6位となったらしい。
 
 だいたいにおいて我々小市民は、どんなスター選手でも見慣れてくると、文句を言い出すものであるが、登場したときは大喝采したものである。
 特にこの清原、「甲子園は、清原のためにあるのか〜!」とアナウンサーが絶叫したくらいすごい高校生であった。清原以来、あれほど「実力で」大騒ぎされた高校生は松坂しかいなのではないだろうか。

 確かに、清原は、新人王以外は何の記録も取っていない。よって、未来の野球ファンが、過去の年代別の記録を見ても、清原に行き当たることはないであろう。
 しかし、これだけの通算記録を打ち立てた大選手であることは間違いない。

 ここ数年は、悪役が定着した観のある清原だが、阪神の藤川にしても、日本ハムのダルビッシュにしても、清原との因縁の勝負のあと、大きく成長している。因縁の対決ではなくても、大打者との勝負に勝って自信をつけた選手も少なくはないだろう。そういう意味では、将来のプロ野球界にも貢献はしていると言ってもおかしくはない。


 先日、喫茶店で、若者が「清原はスゴイと言うが、にしきのあきらみたいなもんだ」と言ってるのを聞いた。今はたいしたことはないのに、昔の名前で出ている、ということだろう。(確かに、言いえて妙なのだが。。。)
 しかし、あんた、芸能界もプロスポーツの世界も、昔の名前でいつまでも通用するほど甘くはない。どちらも、いまだに一線で働いていることだけでもスゴイことである。

 さすがの清原もそろそろ潮時が来ているとは思うが、清原が引退したら、プロ野球界では誰があれだけの存在感を見せ付けてくれるのだろう。
 どちらかというと、プロ野球界の横山やすしぐらいの称号を与えたいものである。

 (っていうか、このワタクシ、清原のファンでもなんでもなかったのだが、年を取ってくると、引退間際の選手をひいき目に見てしまうようになってしまう。。。 田中幸雄も頑張れ!)
posted by ぱんちょなあおのり at 08:12| 奈良 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ぱんちょなエッセイ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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