この調査によると、太りすぎのアメリカ人の大部分が、「活発に運動」していて、標準体重の人と同じくらい「食品の栄養表示を気に」して、同様に標準体重の人と同じくらいの「外食」をしているとのことである。
それでは、なぜ標準体重の人と太りすぎの人に分かれてしまうのか?
この調査を行った健康調査会社によると、「おそらく、健康的な食事とか活発な運動というものがどういうものか、理解してない人が多いのでは」とのことである。
まったくもって、耳の痛い話である。。。
(引用)
【ライブドア・ニュース 08月02日】− AP通信によると、米国で行われた健康意識調査で、太りすぎのアメリカ人の4分の3以上が、自分たちは健康的な食生活を送っていると思っていることが明らかになった。また、太りすぎの人の約40%が週に少なくとも3回、「活発に運動する」と答えた。ただし、いずれも具体的な内容や量などについては質問していない。一般に、米国人の3分の2は標準体重オーバー(太り気味)で、うち3分の1が太りすぎとされる。
このほか、「食品の栄養表示を常に気にする」と答えたのは、標準体重の人が24%だったのに対し、太りすぎの人は19%で、「週に3回以上外食する」のは標準体重の人25%に対し、太りすぎの人は29%で、両者にはそれほど大きな差がなかったことが分かった。
同調査を行った健康調査会社トムソン・メドサットのデビッド・シャッツ博士は、「おそらく、健康的な食事とか活発な運動というものがどういうものか、理解してない人が多いのでは」としている。
調査は1万1000人以上を対象に今年1月から3月までに電話インタビューで行われた。対象者のうち、身長と体重から判定するBMIを基準に、3100人が太りすぎ、または病的に太りすぎ、4200人は標準体重オーバー(太り気味)、3800人は標準体重(普通)、200人が標準体重以下(やせ気味)だった。BMI基準では、身長178センチの人の体重が78-94キロは太り気味で、94キロを超えると太りすぎとされる。」
(引用終)