なんと、、、長寿と言えば沖縄というイメージがあるにもかかわらず、男性の平均寿命が、今では日本の平均以下に落ちてしまっているとのことである。
そこで槍玉にあがっているのが肥満ということらしい。
アメリカ占領中にジャンクフードが普及したとか、酒の飲み過ぎというような意見もあるようだが、大体肥満なんてものは、色々言い訳を考えるものである。ジャンクフードが普及しようが、うまい酒があろうが、自らの意思がしっかりしていれば肥満になんてならないっ。おっと、自分に向かって言ってしまった。。。
そんなこんなで、那覇市では、肥満解消に取り組みウエストサイズを減らした市民を表彰するという事業を始めるらしい。街を挙げてダイエット運動を展開するというのは、なかなか面白い試みであると思う。ダイエットというのは、たいてい孤独で辛いものだけに。(おっと、また自分に言ってしまった)
ただし、問題は、優秀者に与えられる物が、証書とスポーツ施設利用券だけということである。
どうせなら、ここは、より気合いを入れるためにも、「市役所食堂の食べ放題券」とか出ないものだろうか。「優秀者になっても、、、また運動か。。。」と思う時点でやる気を無くしてしまいそうな気がするのだが。 、、、なんて考えているこのワタクシにダイエットなんて永遠にできないのだろうか。
いずれにしても、現在このワタクシが沖縄への移住を考えていることにより、沖縄県の肥満度をさらに上げてしまうのかと思うと少々申し訳ない気がしてならない。。。
(引用)
[東京 18日 ロイター] ハンバーガーとお酒の影響で、沖縄では太った人が多くなっている。このため、那覇では市が企画したダイエット競技会が開催される。
厚生労働省が今年初めに発表した統計結果によると、20〜60歳の日本人男性で肥満とされる割合は2000年には20%だったが、今年は29%となったそうだ。増加の原因として、食文化の西洋化が挙げられている。
しかし、沖縄では肥満がさらに深刻な問題となっている。那覇市の職員によると、沖縄に住む40〜50代の男性の45.4%が肥満しているという結果になったからだ。
那覇市役所の広報担当者は、もはや沖縄が日本一の長寿県ではなくなった一因として、第二次世界大戦後から1972年まで沖縄を支配した米軍の「ハンバーガーを頬張る食習慣」を挙げている。
「かつて沖縄の人々は、健康的な食生活を送っていたのです。しかし第二次世界大戦後、米国が沖縄を支配するようになってから食生活が”米国風”になってしまい、このことが肥満の原因として考えられます」
他にも肥満の原因として、「お酒」があると広報担当者は話す。
「沖縄には電車がないのです。最終列車の時間を気にせずにお酒を飲み続けることができるのです。これも原因の一つではないでしょうか」
那覇市が企画したダイエット競技会では、参加前と終了後にウエストの計測があり、優勝者は市長らが決定する。
イザ!:ウエストサイズを減らした市民を表彰します-政治もニュース
肥満解消に取り組み、ウエストサイズを減らした市民を表彰します―。市民の健康増進を目指す那覇市が、9月からユニークな事業を始める。
長寿で有名な沖縄県だが、平成12年の調査では男性県民の平均寿命が全国26位と5年前の4位から大幅に低下。那覇市は肥満の人が全国平均より多いというデータもあるといい、市の担当者は「健康で長生きできる体づくりを、市民1人1人が意識してほしい」と話している。
事業は、内臓脂肪型肥満の目安となるウエストサイズ(男性85センチ、女性90センチ)を上回る20―64歳の那覇市民が対象。食事や運動などそれぞれの取り組みで目安のサイズを下回れば、市が証書とスポーツ施設利用券などを授与する。
ウエストの減少度合いや、食事、運動などの取り組み方法は書類審査され、優秀者には表彰状を贈る。
希望者は専用の用紙に取り組み開始時と終了時のウエストサイズや体重、体脂肪率を記入。市への届け出の際は職員が実際に測って確認するという。
(引用終)