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2006年08月28日

犯罪は誰が見ているか判らない

 イギリス・リバプールのライブ映像をウェブカメラで見ていたアメリカ・ダラス在住の男性が、強盗事件を目撃してしまい、警察に通報した結果、犯人が捕まるというお手柄があったらしい。

 いやはや悪いことはできないものです。7,000キロも離れた場所で生で目撃していること自体が驚きだし、犯人がちゃんと逮捕されているのだから大したもんである。
 
 いや、しかし、よく考えたら、アメリカで起こったケネディ暗殺事件を当時の大部分の日本人が目撃していたわけである。ケネディ暗殺事件とこの事件は何が違うのだろう。そして、このワタクシは何に驚いたのだろう。
 ど素人的に考えれば、ブロードバンドに変わっているとか、映像がきれいだということだが、そんなことは時代が進んでいるのだから当然である。時代は、いつもその時代の最先端技術を持っているわけだから、この点に関しては、当時の人々と今の我々に差がないはずである。
 
 この命題に自分では結論は出せそうにはないが、なんとなく思うのは、何かの目的を持って見せようとはしてはいなかった映像を、何の目的もなく見ていた人が、その中にトンでもないものを発見してしまった、ということが一番の違いではないだろうか。
 テレビだと、目的があって放送し、見る方も何かを見たくて見ているわけで、その中にはテレビ側の伝えたいメッセージが込められているはずである。
 しかし、ウェブカメラは、ただ何かを映しているだけであり、見ている方も、なんとなくその場所を見たいと思っているだけである。その状況下で強盗事件が起こり、7000kmも離れた、ある意味バーチャルな世界から、いきなり現実世界にリンクが張られ、警察が動き、犯人が捕まるということになったから、驚いたのではないだろうか。

 イギリスは、世界的に有名なくらいの監視カメラ社会である。監視カメラによる「犯罪抑止効果」と「犯人の証拠」を期待しているのだろう。ひょっとすると、今回のウェブカメラもその一環で付けられているのかもしれない。
 だとしたら、おかしな話で、監視カメラが犯罪の抑止には繋がっておらず、警察も犯罪が起こった後に撮り貯めたビデオを解析するだけだろうから、今回のようにすぐには犯人は捕まらない。もっとも、今回のお手柄が、特例中の特例なのだろうが。。。

 このワタクシも、何かするときにはカメラの有無を確認してから行わなくてはいけない。
 立小便を地球の裏側から目撃される時代なのだから。。。

(関連記事)
 「IT時代の酔っ払い撃退法


(引用)
[ロンドン 25日 ロイター] 英国北部に設置されていたウェブカメラの映像を見ていたアメリカ人男性が、米国の自宅から4589マイル(約7385キロ)離れた場所で発生した強盗事件を目撃、警察に通報して犯人逮捕の手助けをした。
お手柄だったのは米テキサス州ダラス在住の男性で、この日はインターネットを使用してビートルズ・ファンのメッカ、英国・リバプールにあるマシュー・ストリートのライブ映像を見ていたという。
すると、スポーツ用品店に侵入しようとしている数名の人物を発見、彼はすぐに警察に通報した。
英マージーサイド州警察の広報担当は、「ダラスに住んでいる男性から、『マシュー・ストリートのウェブカメラで、強盗事件を目撃した』との通報があったのです。彼は直接イギリスの現地警察に通報してきたのです」とロイターに語った。
すぐに警官が現場に駆けつけ、3名の容疑者が逮捕された。
(引用終)
posted by ぱんちょなあおのり at 14:13| 奈良 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | あおのりの世界の珍事件 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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