このラブラドール犬の体重は標準体重の二倍近くの70kg以上あり、歩くのもままならない状況だったらしい。
この事件、どうも他人事(他犬事?)とは思えない。
目の前に食事があれば、あるだけ食べてしまうのが人の世の常である。(オレだけか。。。)
少なくも、このワタクシの場合、「米粒一粒まで残すな」と厳しく躾けられた結果(いや、いやしいだけか、、)、目の前にあるものはすべて口に入れてしまう。
御呼ばれしたときなど、皿の上のものがなくなると、招待者が気を使ってもっと入れてくれたりするが、またまたすべて食ってしまうのである。
その結果、さすがに同年齢の標準体重の二倍とまではいかないが、少なくとも大学卒業時の体重の二倍に迫ったことがあった。当然、なんとか歩けても、走ることなんてできない。
だから、この犬の気持ちも分らなくはない。
一方、飼い主の方だが、確かに愛情を注いでいたのだろう。
ましてや、餌を与えれば与えれるだけ食ってくれる犬が可愛くてしかたがないという気持ちもよく判る。
そして、この兄弟の発言、「太っていても幸せな人もいる」は名言である。
少なくとも、このワタクシ、細い頃よりも太くなってからの方が幸せのような気がする。
とはいえ、なぜ「犬」ではなく「人」なのだろう。確かに、「太った犬」が幸せなのかどうかは確かめようがない。
、、、とはいえ、
犬の方は、動物保護施設で約20kgの減量に成功したようである。
相当過酷なダイエットに耐えたのであろう。
このワタクシも、動物保護施設に入ろうかと考えている。。。
(「犬」関連)
「私の犬に餌をやらないで」
「空から犬が降ってきた。。。」
「パリの路上から犬の糞が消えた!」
「犬と噛み合った女性」
「人間界のまさお君」
(引用)
Yahoo!ニュース - 日本テレビ系 - イギリス 太り過ぎた犬の飼い主に有罪判決
イギリスで、太り過ぎた犬の飼い主に有罪判決が下された。
大きな体を揺らして歩くラブラドールのラスティー、一時、体重が73キロもあった。太らせ過ぎは虐待にあたるとして、裁判所は、適切な世話を施し、ダイエットをさせるよう命じたが、飼い主は、「太っていても幸せな人もいる」と反論している。
[13日21時34分更新]
[ロンドン 12日 ロイター] 飼っていた犬に食事を過剰に与え、不必要な苦痛を与えたとして2人の兄弟に有罪判決が下された。兄弟が飼っていたのはラブラドール犬で、その体重は70kg以上あったという。
3年間の条件付き釈放の判決を下されたのは、ケンブリッジ近郊のフォーダム在住、デビッド・ベントンとドレク・ベントンの兄弟2名。10歳のラブラドール犬「ラスティ」を、標準体重の2倍近くまで太らせたことで有罪となった。
2人を提訴した王立動物虐待防止協会(RSPCA)によると、ラスティはあまりにも太りすぎているため、座らずに6歩以上歩けない状態だったという。
動物保護施設でラスティは約20kgの減量に成功したが、「これ以上太らせない」という条件付きで兄弟の元へ返された。
デビッド・ベントンはBBCテレビで、「今回の件について、RSPCAは大げさに考えすぎだ。ラスティは確かに太っていたし、僕らもそれは認めます。しかし同じ犬は2匹といないのです。僕らはラスティに愛情を注いでいました」と語った。
(引用終)
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