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2007年03月21日

自分の葬式に来てくれる人

 あるボスニア人がお怒りである。
 なんと、彼の葬式に自分の年老いた母親以外は参加しなかったというのである。

 なにやらこの男、、、「自分の葬式に何人が出席するか」を確認するために、嘘の死亡証明書を作成してもらい、葬儀屋にも空の棺おけをわざわざ運ばせたというのである。(そこまでやるか。。。)
 その結果、参列者が一人しかいない葬儀を草葉の陰(いや、草陰)から目の当たりにし、怒り狂っているということらしい。
 「自分は、いわゆる一つの友人と思っていた人々が、自分を送り出してくれるために来てくれるものと思っていた。自分は誰を信じたらよいのか」(あおのり訳)、というのが、彼が葬式の案内を出していた人への怒りの手紙らしい。(気持ちは判らなくはない)

 しかしだっ、、、
 世の中なんてそういうものである。

 このワタクシ、20代と30代に、一歩間違えれば生死を彷徨うよな大病で緊急入院をした。
 どちらのときも、病室で寂しく過ごしていたのだが、見舞いに来る者はほとんどいなかったのである。
 仕方なく、会社の若いモンに電話をして、「見舞いに来なかった人のブラックリストを作っているらしいので、見舞いに行かなかったら後でひどい目に遭う」と皆に言っておけ、と命じた直後から見舞いが殺到したいう有様である。
 二回目のときも、「またブラックリストを作っている」と触れ回らせて初めて見舞い客がやってきた。
 それどころか、こちらが入院していると知っているにもかかわらず、退院後メールをダウンロードすると、「返事はまだですか」みたいなメールが大量に送られていた。。。

 この世では誰も信じてはいけない。。。
 そして、死んでしまったらブラックリストも作れない。


(引用)
Ananova:
Bosnian angry with 'funeral' no show

A Bosnian man has written to all his friends to complain after only his elderly mum turned up for his funeral.
Amir Vehabovic, 45, faked his own death just to see how many people would attend.
He then watched from the bushes as only his elderly mum turned up for the burial in the north Bosnian town of Gradiska.
In the letter to the 45 people he invited to the burial he said: "I paid a lot of money to get a fake death certificate and bribe undertakers to deliver an empty coffin.
"I really thought a lot more of you, my so-called friends, would turn up to pay their last respects. It just goes to show who you can really count on."
(引用終)
ラベル:人生
posted by ぱんちょなあおのり at 13:51| 奈良 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | あおのりの世界の珍事件 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
う〜ん、最初からあきらめている私は、幸せ者かも。。。それとも、ノーテンキ? o(^-^)o
Posted by よっこ at 2007年03月23日 03:31
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