(引用)
顔で年齢識別のたばこ自販機、京都のメーカーが開発
(読売新聞 - 11月10日 12:23)
カメラによる顔認証の機能で成人かどうかを判別できるたばこ自動販売機を、自販機製造・販売のフジタカ(京都府長岡京市)が開発した。
たばこ販売店向けに12日から販売する。
自販機上部にあるカメラに顔を向けてボタンを押すと、たるみ、しわ、骨格などから購入者の年代を3秒程度で判別する。成人と判別されれば、そのままたばこを購入できる仕組みだ。
10〜60歳代の500人で実験したところ、正しく成人・未成年を判別できる確率は約9割。判別が微妙な20歳前後の人は顔認証だけで購入を受け付けず、運転免許証を読み取り機に差し込むことが必要になるという。
未成年者の喫煙防止のため、日本たばこ協会が成人限定のカードを発行し、カードでしか買えない自販機が2008年春以降、全国に導入される。顔認証の自販機では、年配の喫煙者はカードをかざす手間が省ける。フジタカは「喫煙者と販売店の双方にとって最適の方法」とPRしている。初年度の販売目標は1万台。
(引用終)
この記事を読んだだけではなんとなくしか理解できないが、街で見かけたらちょっとビビリそうな気がしてしまいそうだ。
しかし、一ビジネスマンとして、この開発は失敗のような気がしてならない。
というのは、たばこの自動販売機が夜は停止していたり、今回のような顔識別機が出てくる一番の理由は、未成年にたばこを売らないための手段のはずである。
すると、「判別が微妙な20歳前後の人は顔認証だけで購入を受け付けず、運転免許証を読み取り機に差し込むことが必要になる」というところが一番のネックではないのか。
当然開発した会社は、「微妙なときは年齢をチェックできるものでダブル・チェックすればよい」と言わないと売れないからそう言うだろうが、19歳でもめちゃめちゃ老けているヤツは、せっかくの「成人限定のカード」システムを簡単に突破できてしまうわけである。
というか、最初から「成人限定のカード」をかざさないヤツには売らなければ良いだけの話ではないのか。顔認識に3秒かかるのと「成人限定のカード」をかざすのと時間的に差があるとは思えない。
おまけに、この会社が実験のサンプルとした500人は10〜60歳代である。その段階で1割も判別できないのであれば、19歳だけで実験したら、トンでも割合の誤判別が出てしまうのではないのか。
何度も、このブログでも書いているのだが、「健康に悪かったら売らない」ということ以外に、たばこによる社会的な問題は回避できないと思うのである。
体に悪いものを国家として許可しておいて後でイチャモンを付けられたり、アクセルを踏めばいくらでもスピードが出る車をメーカーに売らせておいて警察に捕まえられたりするのは全く解せないのである。
最初からそんなものがなければ、要するに元を断てば終わりではないのか。
(いつも同じオチだが)このワタクシとしては、そんなつまらない国には住みたくはないが。。。
もっとも、このシステム、違う分野ではかなり役に立ちそうな予感がする。
こういう時、それがどの分野かがすぐに判るような人間だったら、もっと稼いでいたはずなのだが。。。
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